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「あ、雨・・・」


いつの間にか隠れてしまった太陽
太陽を覆うようにかぶさる雲から
冷たい雫が落ちてくる。

雨宿り



屋根の下には自分と同じ雨宿りをするあなた
「雨、すごいですね。」



無言の時間。
雨の音だけが脳に響く。



このまま時間が止まればいい。
ずっと、ずっと振り続けてくれればいいのに。
そう思った時、雨は止んでしまう。



「止みましたね。」


あぁ、止んでしまった。
一瞬の幸せ。



「お茶でもどうですか?」

そうか、雨上がりには
虹がでる。

「ぜひ!」




雨宿り。



          止まない雨はない
           雨上がりには虹が出るんだ。
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11.26 (Sat) 22:06 [ お題 ] CM2. TB0. TOP▲
「もし俺が病気だったらどうする?」あなたはわたしに問いかけた。
どうするだろう。一緒に頑張ろうって言うのかな。
別れるかもしれない。
それとも、告げられた言葉を嘘と信じ続けるかもしれない。
少しの沈黙の後、わたしはあなたに答えます。

「どんなあなたでも、わたしの気持ちは変わらないよ。」
そう言ったわたしを見て困ったような顔で笑うあなたはどこか嬉しそうに見えた。


たとえあなたが、鬱だとしても。
たとえあなたが、癌だとしても。
どれだけ重い病気になったって変わらない。
わたしの想いは、気持ちは変わらないから。
あなたじゃないとだめだから、あなたがいいから。


チャラくたって、オタクだって、甘えん坊だって、冷めてたって
あなたはあなたであって。そんなあなたを好きになったわたしがいる。


どんなときでも
なにがあっても
わたしはあなたが大好きだから。
必要だから
離れないでずっと一緒にいたいから。

この先何があってもずっと好きでいられる
自信あるから、信じて。
たとえ病気だって、変わらない。

 
                       それでもわたしはあなたに恋をする
11.23 (Wed) 20:26 [ お題 ] CM4. TB0. TOP▲
朝起きたら隣にあなたがいて
おはようのキスをする。

同じタイミングでお腹が鳴って声をあげて笑う。
食べたいものが同じだったり、見たいテレビが一緒だったり。
たったこれだけのことなのに、勝手に運命感じたり。


きっと二人で同じときに同じこと考えてるんだろうな

そう考えると嬉しくて、すごく恥ずかしくて。
自惚れてるような気がして。



そんなとき、あなたがぎゅぅって抱きついてくる。



「俺らほんと以心伝心してるな。」



ほら、その言葉だけで心に幸せがあふれるんだ。
そうだ私たちは・・・


運命共同体
11.19 (Sat) 22:28 [ お題 ] CM1. TB0. TOP▲



「あ、燃えてる。」
鼻につくにおい。焦げくさいにおい。
すっかり闇に覆われた街の一か所がオレンジに光っている。
パチパチと音を立て、火の粉を舞いあげる。
そこは恋人の家だった。


自分の中の何かが崩れ落ちた。消失感に襲われる。
目の前が真っ暗になる。暗い、暗い闇の中に放り込まれたようだ。
現実を受け止められない。頭が追いつかない。



嘘だ、嘘だ、うそだうそだウソダウソダウソだ嘘だ・・・・
やめろ、連れていくなよ。離れるなよ、逝くなよ、いやだ!!!!

虚無。

もうなにもない。生きていて何が楽しいのか。
これから先笑える日なんて来るはずがない。
そうか、離れてしまうなら、追いかければいい。



全てを夢だと信じたい愚か者は、愚かな行動にでる。




あ、燃えた。
あの時と同じ、炭素が燃える不快なにおい。
父さん、母さん、ごめんなさい。
でももう生きることはできない。だめなんだ。
だからせめて・・・・。


「―――――――――。」


何かが自分のことを呼んだ気がした、その瞬間。


                      目の前が熱いオレンジに染まる。


「あぁ、焦げくさい。」
11.18 (Fri) 22:23 [ お題 ] CM0. TB0. TOP▲


ふと見上げると、オレンジ色の空が目に入った。
そのオレンジの優しく切ない光は、僕を、この町を―――――――
静かに、静かに、でもしっかりとつつんでいた。


空を見上げていた僕は、頬を伝う雫に気付いた。涙だった。
笑っていても、泣いていても、ぼーっとしていても
誰かが死んでも、何かが消えても、生まれてきても。
世界は何ら変わらず、動き続けるのだろう。


回り続ける地球は、正確に時を刻む時計は、人々は終わりを信じない。
終わりのことなんて考えない。


それと同時に、終わりは一瞬だということも知っている。
誰も気づかぬうちに、一瞬で、儚く、消えていく。
伝えたいことを伝えぬまま、やりたいことをやり残したまま。
消滅なんかできるか。消えてなんかやらないぞ、と。


だからこそ、毎日を必死に生きる。
だからこそ、誰かに、何かを伝える。
その姿がひどく美しくて、触れたらすぐに壊れてしまいそうで。
それでも手放したくなくて脆く儚いソレに手を伸ばす。


こんな世界で、一日の終わりを告げる夕日を眺め。
静かに涙する。





           あぁ、なぜ脆く儚いものほどこんなに美しいのか。
11.18 (Fri) 18:59 [ お題 ] CM2. TB0. TOP▲
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